【完全版】ホットペッパービューティー新規集客改善チェックリスト
あなたのサロンページは、新規のお客様を呼び込む準備ができていますか?
まずはこのチェックリストを使って、ご自身のページを客観的に診断してみましょう。
全部で25個の項目があります。一つずつ確認し、改善のヒントを見つけてください。
カテゴリ | チェック項目 | はい / いいえ |
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第1章 基本情報 |
1. サロン名、住所、電話番号は正確ですか? | |
2. 地図は正しく表示され、ビル名や階数も記載されていますか? | ||
3. 営業時間は曜日や祝日を考慮して正しく設定されていますか? | ||
4. 最終受付時間は分かりやすく明記されていますか? | ||
5. 最寄り駅やバス停は、考えられる限り複数登録されていますか? | ||
6. お客様が検索しそうな「こだわり」タグは15個以上設定していますか? | ||
第2章 写真 |
7. メイン写真は、サロンの「最も魅力的なウリ」が一目で伝わりますか? | |
8. 全ての写真は、自然光などを活用して明るく清潔感がありますか? | ||
9. お客様が「こうなりたい!」と思えるビフォーアフター写真はありますか? | ||
10. サロンの雰囲気が伝わる内観・外観の写真は掲載されていますか? | ||
11. スタッフ写真は、真顔ではなく親しみやすい「笑顔」ですか? | ||
12. スタイル写真の枚数は、競合サロンに負けない数(最低20枚以上)ありますか? | ||
第3章 文章 |
13. キャッチコピーは、お客様が「私のためのサロンかも」と感じる言葉ですか? | |
14. サロンの強みは、専門用語を使わずに分かりやすく説明されていますか? | ||
15. お客様が得られる「嬉しい未来(ベネフィット)」が具体的に書かれていますか? | ||
16. サロンのコンセプトや想いが伝わる紹介文になっていますか? | ||
第4章 クーポン |
17. 新規のお客様が予約しやすい、特別な「初回限定クーポン」がありますか? | |
18. クーポンの名前は、施術内容と料金が一目で分かるようになっていますか? | ||
19. 価格以上の「お得感(付加価値)」が伝わる工夫はありますか? | ||
20. 季節やイベントに合わせた「期間限定クーポン」を企画していますか? | ||
第5章 口コミ・ブログ |
21. 良い口コミにも、感謝の気持ちを込めて丁寧に返信していますか? | |
22. ネガティブな口コミにも、誠実な謝罪と改善策を示せていますか? | ||
23. お客様に口コミ投稿をお願いする、自然な仕組みはありますか? | ||
24. ブログは、宣伝だけでなく「お客様のためになる情報」を発信していますか? | ||
25. 全てのブログ記事の最後に、関連クーポンや予約への案内を入れていますか? |
いかがでしたか?
「いいえ」が一つでもあった方は、そこがあなたのサロンの伸びしろです。
ここからは、各チェック項目の重要性と、具体的な改善方法を一つひとつ詳しく解説していきます。
【チェックリスト解説】第1章:サロンの信頼を築く基本情報
お客様がサロンを選ぶとき、無意識に「このお店は信頼できるかな?」という視点で見ています。
不正確な情報や不親切な案内は、それだけでお客様を不安にさせてしまいます。
まずは、サロンの土台となる基本情報から完璧に整えましょう。
1. サロン名、住所、電話番号は正確ですか?
これは最も基本的な項目ですが、意外な見落としがあるかもしれません。
特にサロンを移転した際や、電話番号を変更した際には、ホットペッパービューティー上の情報が古いままになっていないか必ず確認してください。
情報が古いと、お客様が予約したくてもできず、機会損失に直結する致命的なミスです。
2. 地図は正しく表示され、ビル名や階数も記載されていますか?
住所を登録すると自動で地図が表示されますが、そのピンの位置が本当に正しい場所を指しているか、必ず自分の目で確認しましょう。
特に、大きなビルの場合は裏口を指してしまうこともあります。
お客様が迷わずたどり着けるよう、「〇〇ビルの3階、エレベーターを降りて右手です」のように、テキストでの補足も非常に親切です。
3. 営業時間は曜日や祝日を考慮して正しく設定されていますか?
定休日以外にも、祝日の営業時間が異なる場合や、研修などで臨時休業する場合があります。
お客様が予約しようとした時間が「×」になっていると、それだけで諦めてしまいます。
サロンボードで予約の受付設定をこまめに更新し、機会損失を防ぎましょう。
4. 最終受付時間は分かりやすく明記されていますか?
「営業時間20時まで」とだけ書かれていると、お客様は「何時までに入店すればいいの?」と迷ってしまいます。
「最終受付:カット19時、カラー・パーマ18時」のように、メニューごとの最終受付時間を明記することで、特に仕事帰りにサロンを探しているお客様が安心して予約できるようになります。
5. 最寄り駅やバス停は、考えられる限り複数登録されていますか?
サロンの最寄り駅が一つだけだと思っていませんか?
少し歩けば別の路線の駅があったり、近くに大きなバスターミナルがあったりするかもしれません。
お客様が利用する可能性のある交通手段をすべて登録しておくことで、検索にヒットする間口が広がり、より多くのお客様の目に触れる機会が増えます。
6. お客様が検索しそうな「こだわり」タグは15個以上設定していますか?
「こだわり」タグは、お客様が自分のニーズに合ったサロンを絞り込むための重要な機能です。
「#ショートカットが得意」「#ヘッドスパが自慢」「#メンズ歓迎」など、あなたのサロンの強みに合致するタグは、上限まで設定しましょう。
これにより、目的意識の高いお客様に見つけてもらいやすくなります。
【コラム】「サロンの雰囲気」タグも忘れずに!
「こだわり」タグには、技術やメニューだけでなく、「#少人数のプライベートサロン」や「#お子様同伴可」といった雰囲気や条件に関するタグもあります。
こうしたタグは、お客様がサロンでの過ごし方をイメージする上で非常に重要です。
技術的な強みだけでなく、サロンの居心地や利便性もアピールできるタグを積極的に活用しましょう。
【チェックリスト解説】第2章:第一印象を決める写真
お客様がサロンページで最初に見るのは文章ではなく写真です。
ここで「魅力的だ」と感じてもらえなければ、どんなに良い文章を書いても読んでもらえません。
写真はサロンの「顔」と心得て、最高のクオリティを目指しましょう。
7. メイン写真は、サロンの「最も魅力的なウリ」が一目で伝わりますか?
メイン写真は、検索結果の一覧に表示される、まさにサロンの顔です。
ヘアサロンなら最も自信のあるヘアスタイル、ネイルサロンならデザイン性の高いネイル、エステなら清潔感のある施術ルームなど、あなたのサロンの「ウリ」が一瞬で伝わる写真を選びましょう。
この一枚で、お客様が「詳しく見てみたい」と思うかどうかが決まります。
8. 全ての写真は、自然光などを活用して明るく清潔感がありますか?
暗くて画質の粗い写真は、それだけでサロン全体が古く、汚れているような印象を与えてしまいます。
プロに頼まなくても、日中の明るい自然光が入る窓際で撮るだけで、写真は見違えるほど綺麗になります。
お客様が「清潔で気持ちよさそうな空間だ」と感じられるような、明るい写真を心掛けましょう。
9. お客様が「こうなりたい!」と思えるビフォーアフター写真はありますか?
お客様が知りたいのは、そのサロンに行くと「自分がどう変われるか」という結果です。
施術前後の変化が劇的にわかるビフォーアフター写真は、あなたのサロンの技術力を何よりも雄弁に物語ります。
お客様の許可を得て、ぜひ複数パターン掲載し、お客様の期待感を高めましょう。
10. サロンの雰囲気が伝わる内観・外観の写真は掲載されていますか?
お客様は、施術を受ける空間の居心地も重視しています。
受付、待合スペース、施術台、シャンプー台など、お客様が過ごす空間の写真を掲載することで、来店後のイメージが湧き、安心感に繋がります。
また、お店の入り口や看板の写真は、初めてのお客様が迷わず来店できるための重要な道しるべです。
11. スタッフ写真は、真顔ではなく親しみやすい「笑顔」ですか?
最終的にお客様に触れるのは「人」です。
証明写真のような無表情の写真では、お客様は「どんな人が担当するんだろう」と不安になります。
少し歯が見えるくらいの自然な笑顔の写真は、「この人に担当してもらいたいな」という親近感と安心感を与えます。
12. スタイル写真の枚数は、競合サロンに負けない数(最低20枚以上)ありますか?
スタイル写真は、サロンの技術力とデザインの幅を示す「ヘアカタログ」です。
写真が数枚しかないと、お客様は「このサロンはあまり流行のスタイルを知らないのかな?」と感じてしまいます。
まずは最低20スタイルを目標に、定期的に新しいスタイル写真をアップロードし続けましょう。
豊富なスタイル写真は、それだけでサロンの信頼性に繋がります。
【コラム】スタイル写真には「どんな人向けか」を書き添えよう
素敵なスタイル写真を掲載しても、それだけではお客様は「自分に似合うかな?」と不安に思います。
写真のコメント欄に、「丸顔さんにおすすめの小顔ショート」「30代からの上品なオフィス向けカラー」のように、どんな髪質・輪郭・年代・ライフスタイルの人におすすめなのかを書き添えましょう。
お客様が自分ごととして捉えやすくなり、予約の後押しになります。