この記事では、LINE登録数を増やすための絶対的なルールを紹介します。できればこの要素が全て含まれると高確率で「思わずほしくなるLINE登録特典」がつくれます。
もし、すべてを満たすことができなくても、できるだけたくさんの要素を入れられるように心がけてみてください。
登録特典をつくる時にはチェックリスト的に使ってもらうと、大きくこけることなく魅力的な登録特典をつくることができます。
LINE登録特典に必須の条件
■ LINE登録特典に必須の条件
- ターゲットが明確である
- 無料である
- 特典で得れる「結果」が明確である
- 短期的欲求に訴えている
- 内容に具体性がある
- 特典内容に確実性・信頼性がある
- サービスではなくコンテンツである
- ネーミングで表現されている
上で紹介した内容をもっと深くをそれぞれ紹介します。
1,ターゲットが明確である
LINE登録特典は「ターゲットが明確である」が大事です。
- 誰のために登録特典か?
- 誰に登録してほしいか?
を明確にしないといけません。例を紹介しながら解説していきます。
「ターゲットが明確である」の成功事例
この特典は「未経験のママ」とターゲットが明確に入っています。
アカウントをみるとメルカリの副業・起業ジャンルなので「これから起業・副業を始めるママ」とターゲットが明確になっています。
2,無料である
LINE登録特典は「無料である」が良いです。
公式LINEに登録する状況にはよりますが、基本的には登録特典は無料がオススメです。
無料の特典の有料の特典(割引など)の例
- 公式LINEに登録すると○○をプレンゼント
- 公式LINEに登録すると××が500円OFF
この2つを比べてみると、商品を購入する直前の人(例えば、会計直前に提案をする状況など)であれば割引でもいいですが、見込み客獲得や新規集客を考えるなら「無料」の特典を考えるようにしましょう。
「無料である」の成功事例
「ドリンク1杯無料」や「デザート無料」は飲食店でよくある登録特典です。
例えば、デザートを頼む予定はなかったのにテーブルに「公式LINE登録でデザート無料!」とあれば、頭になかったデザート食べてみたくなりませんか?
でも、もしこれが「デザートが30%OFF」だったら…元々、食べる予定のなかったものなので、あんまり行動する人は少なそうですね。
3,特典で得れる「結果」が明確である
ユーザー目線に立つと、公式LINEに登録するというのは「ユーザーに何か見返りがあるから」の理由が必要です。
「LINE登録するから○○が手に入る」の状況をつくって、○○の部分(登録特典)が魅力的なら登録する。魅力的なら登録しない…となります。
メリットとベネフィットという話がありますが、登録特典で手に入る「結果(ベネフィット)」を明確にしないといけません。
「メリットや手段」をプレゼントします!となってる人が多いので、必ずチェックするようにしましょう。
「特典で得れる「結果」が明確である」の成功事例
健康的に-5kg痩せる7ステップ(計50分動画)
インスタ名:福水魁/女性ダイエット専門トレーナー
この方の登録特典は「健康的に-5kg痩せる7ステップ」なので、結果は「健康的に-5kg痩せる」と結果が明確に書かれています。
強いていれば「健康的」という言葉は抽象的…というか人によってイメージが違います。
- ガリガリではない?
- 筋肉もついた状態?
- メリハリのある体? など
このあたりの結果を「健康的」よりももっと具体的な言葉に変えるともっとよくなりそうです。
4,短期的欲求に訴えている
人が欲しくなるのはいつでも短期的欲求で、遠い将来の大きな成果よりも、すぐ目の前の小さな誘惑・プレゼントが欲しくなります。
例えば、ダイエット中の人が目の前にラーメンを出されると我慢できずに食べてしまうようなものです。
ここで、短期的欲求と中長期欲求の訴求でどっちの方が欲しくなるか考えてみてください。
■ ビジネス系の訴求
- 1週間以内に5万円が手に入るノウハウ
- 1年後の月収100万円が手に入るノウハウ
■ ダイエット系の訴求
- 1年後にマイナス20キロになるノウハウ
- 3日で3キロ痩せるノウハウ
■ 飲食店の訴求
- LINEに登録すると、今すぐワンドリンク無料
- LINEに登録すると、次回来店1000円OFF
「短期的欲求に訴えている」の成功事例
この「唐揚げ3つプレゼント」はシンプルな特典でとてもいいですが、「短期的欲求」を考えるなら使う場所を考えないといけません。
もし、これが店頭で案内されていれば最高です!LINE登録すれば今すぐ「からあげが3個もらえる!」とシンプルかつ超短期的欲求に訴求できます。
でも、インスタグラムでこの特典があっても、今すぐからあげが手に入るわけではありません。
一定数は「今度、行く時に使おう!」と登録しますが、登録率は少し下がってしまいそうですね…。
5,内容に具体性がある
2つ目は「内容に具体性がある」です。
LINE塘登録「お得な情報が…」ってLINE登録を促してもダメっていいましたが、この具体性がないケースがかなり多いです。
さっきと同じように、「ビジネス系」「ダイエット系」「飲食店」を例に出して考えてみます
■ ビジネス系の訴求
- 副業で月5万稼ぐノウハウ
- メルカリ物販で1日1時間で月5万稼ぐノウハウ
■ ダイエット系の訴求
- 1か月後の5キロ痩せるノウハウ
- 食事制限・運動ナシで1か月後に5キロ痩せるノウハウ
■ 飲食店の訴求
- ワンドリンク1杯無料
- キンキンに冷えたビールを1杯無料
特典を聞いただけでイメージができるくらいまで「具体性」が入った特典を用意しないといけません。
「内容に具体性がある」の成功事例
この方の場合は、商品名があるので具体性は◎です。
でも、すでに商品を知っている人は魅力的に感じますが、商品の良さを知らない人からすれば、良さを伝えることから始めないといけないですね。
6,特典内容に確実性・信頼性がある
3つ目は「確実性・信頼性」です。
わかりやすくいうと「それ本当?」って不安を解消しないといけません。「怪しさ」はユーザーの行動をとめてしまうのできる限り不安を解消する必要があります。
ここでも「ビジネス系」「ダイエット系」「飲食店」を例に出して比較してみます。
■ ビジネス系の訴求
- 月5万稼ぐノウハウ
- 参加者の90%で月5万を達成したノウハウ
■ ダイエット系の訴求
- 1か月後の5キロ痩せるノウハウ
- 97人が実践した1か月後に5キロ痩せるノウハウ
■ 飲食店の訴求
- ワンドリンク1杯無料
- 当店ナンバーワンドリンク1杯無料
確実性・信頼性は特典コンテンツの名前だけでなく、SNSからの集客であれば信頼性の高い発信が必要だったり、広告ならお客さんの声とか実際に画像があると信頼性がアップしますね。
「特典内容に確実性・信頼性がある」の成功事例
この方の登録特典は「ビジネス初心者130名がコーチングで月100万円以上超えた方法」と『ビジネス初心者130名が』この部分が信頼性にあります。
たくさんの人が実践して成果をだしている証拠を明記すると、確実性・信頼感に繋がります。
7,サービスではなくコンテンツである
登録特典のコンテンツは「サービス」ではなく「コンテンツ」がおすすめです。
「サービス」と「コンテンツ」の違いとしてはこのような違いあります。
サービスとコンテンツの違い
■ サービス:人によって提供されるもの
例:無料相談 / 無料カウンセリング / 体験レッスン など
■ コンテンツ:人が関わらず提供できるもの
例:記事 / 動画 / 電子書籍 / システム など
登録特典をサービスにすると、登録特典をうけとるために人とコミュニケーションが必要なります。
事業者側からすれば時間がなくなる…ユーザー側からするとあまり知らない人とコミュニケーションが必要,,,となり、登録率が下がります。
もし、実店舗で対面時に公式LINEをすすめる場合などは、その場でコミュニケーションをとれるのでサービスでもありません。
でも、新規集客や見込み客を獲得する場合はコンテンツを登録特典にするようにしましょう。
「サービスではなくコンテンツである」の成功事例
Amazon電子書籍7冠 ゼロイチビジネスの成幸哲学
インスタ名:フィットネスプロデューサー|網中 大輔|幸せでバランスのとれた豊かなトレーナーを増やす人
この方は、電子書籍を登録特典にしていますね。
おそらく実際のプレゼントはPDFにだと思いますが、Amazonの電子書籍7冠!と書いてるのも権威性・有料級を価値を高める文言が入っています。
8,ネーミングで表現されている
登録特典は9割程度が「ネーミング」で決まります。
特典の中身にこだわることが大事ですが、中身を受け取ってからしかわからないので「受け取ってもらえるのかどうか」には中身の良し悪しは関係ありません。
特に、SNS集客の場合はわざわざ「集客ページ用」をつくって登録特典の紹介をすることは少ないです。
プロフィールのリンクに公式LINEの友だち追加URLを貼り付けることが多いので、短い文章で簡潔に魅力を伝える必要があります。
なので、名前を聞いてほしくなる登録特典になるように意識しましょう。
「ネーミングで表現されている」の成功事例
この登録特典はネーミングを見るだけで価値が伝わります。
もっと具体的に言えば、ビフォーアフターが明確に書いていると価値を感じやすく、この事例の場合は「個人塾→月商50万」というビフォーアフターがネーミングで表現されているのがいいですね!
まとめ
この記事では、公式LINE登録特典の条件と実際の事例を紹介しながら解説をしました。
自分の登録特典の良し悪しを判断するのは少し難しかったりしますが、他の人の登録特典をみると「良い登録特典だ!」「これは微妙…」と簡単に判断ができるはず。
これから他の人の登録特典をみる時には「どこが良いか?」「どう改善すればもっとよくなるか?」を考えると魅力的な公式LINE登録特典をつくることができると思います。