最終的に売り上げはリスト数と比例する

 僕がサロン経営で月商120万までいったのですが、売上が少しずつ右肩上がりに増えた….。というよりはあるきっかけでボカン!と跳ね上がって売上が増えました。

「少しずつ売上が上がる」はレアケース

 今までしてたことを継続すると、少しずつ売上が上がっていく…。というパターンもあると思いますが、おそらくそれはレアケースだと思います。

 多くの場合は、何かをガラっと変えることで売上が一気に上がる!のが王道のパターンだと思います。

 僕の場合はリスト数(集客数)でした。

5万で出した広告が大当たり

 僕がサロン経営をしていた時に一気に売上が上がったきっかけは、広告で集客数が一気に伸びたことです。

 正直、サロン経営をスタートした始めの頃は広告にお金を使うのにビビッていました。

月1万の広告の効果はその程度

 月1万円使って「これで集客できるやろー」みたいな感じでしたが、月1万円で集客できるのは数人程度…。

 今思えば、1万円という金額に対して、結果的に費用対効果は抜群だったのですが、スタッフもいたので1カ月で数人の集客数だと完全に赤字でした。

 まだ、サロンを経営して数カ月…このままだとあと3カ月くらいで閉店を考えないといけない。。。と考えてた時に、思い切っていつもと違った5万円の広告を使って見ました。

狙う売上に合わせた投資が必要

 今では、月5万円の広告費なんて、”たった”5万円ですが、当時は5万円”も”使った!という不安がありました。

 もし、1人もお客さんが来なかったら、5万円の損になる…。

 そんな不安がありましたが、結果的にその広告から新規集客で80人が来店してくれて、20人くらいが回数券を買ってくれたので、一気に売上が100万円を超えました。

最終的に売上を決めるのは集客数

 ビジネスを改善する順番は

  1. 客単価
  2. 成約率
  3. 客数

 この順番なのは間違いない!

「客単価・成約率」改善は上限がある

 でも、客単価・成約率には一定のラインがあって、それを超える異常値を叩き出すのはかなり難しくて、ある程度改善できたら最終的には集客数勝負になってきます。

 単純に、売上を倍にするなら、集客数を倍にしないといけない。

■ 売上から集客数を逆算

公式LINE数で言うなら、公式LINE100人で月20万で月50万を目指すなら、逆算的に公式LINEを250人にしないといけない。

 もっと具体的に分解すると、1年後に売上を月20万から50万に変えるなら、公式LINEを1年で150人に増やさないといけないので、平均月12.5人が必達になる。

集客力のある人の費用対効果の爆増の施策

 集客をする時の1つの不安に「費用対効果が合うのかな?」という心配があると思いますが、実は既存顧客が増えればその不安は解消されます。

 実質問題として、広告費が回収できない…ってことはほとんどありません。もちろん、期間が長いとかはありますが….。

起爆剤は新商品の導入

 費用対効果の回収での起爆剤は新商品の導入です。

 僕がエステサロンをしてた時は、新しいマシンを導入する時の基準は『3カ月で初期費用を回収できるか』でした。

投資と回収を高速で実践

 3カ月で初期費用を回収できたら、めちゃくちゃ良くて、商品数が増えて客単価アップ新しい集客のアプローチも増えるので集客パターンも増やすことができます。

 僕のエステサロンはこんな感じで、

  • よもぎ蒸し
  • EMS(筋肉ぶるぶるするマシン)
  • 筋膜リリースのマシン
  • 脱毛器 など

 いろんな機械をいれて、その度に既存のお客さんに回数券を販売して3カ月以内に初期費用を回収していました。

顧客数が多いからこそできる施策

 これも既存顧客やリスト数があるからできる施策で、当時の顧客リストで1000人くらいでした。

 もし、これが100人なら、初期費用の回収の期間が長すぎて新しいマシンの導入もできなかったはず…。

 少し頭に入れておいてほしいのは『最終的に、売上はリスト数(集客数)と比例する』ということです。