「LINEのホーム画面に見慣れない丸いアイコンが…これって何?」「LINEストーリーってよく聞くけど、一体なんのためにあるの?」
そんな疑問をお持ちではありませんか。
LINEのストーリー機能は、日常のちょっとした瞬間を気軽にシェアできる便利な機能ですが、まだ使ったことがない方にとっては謎の多い存在かもしれません。
この記事では、LINEストーリーとは何かという基本的なところから、具体的な投稿手順、便利な機能、そしてどんな目的で使えばLINEをもっと楽しめるのかまで、誰にでもわかるように一つひとつ丁寧に解説していきます。
この記事を読み終える頃には、あなたもLINEストーリーを使いこなせるようになっているはずです。
LINEストーリーとは何かまず結論からお伝えします
多くの人が毎日使うLINEに加わった「ストーリー」という機能について、一体これは何なのか、何ができるのか、その核心部分を最初にご紹介します。
難しく考えずに、まずはこの機能の全体像を掴んでみましょう。
コラム:LINEのどこに表示されるの?
LINEストーリーは、LINEアプリの「ホーム」タブを開いたとき、画面の一番上に丸いアイコンで表示されます。
自分のアイコンの隣に友だちのアイコンがずらっと並ぶので、非常に目につきやすいのが特徴です。
友だちが新しくストーリーを投稿すると、そのアイコンの周りが緑色に光るため、見逃すこともありません。
LINEストーリーとは24時間で自動的に消える投稿機能のことです
LINEストーリーとは、一言で説明すると、あなたが投稿した写真や短い動画が24時間限定で公開される機能のことです。
LINEの友だちに対して、トークや通話ほどかしこまらずに、もっと気軽に今の状況や気持ちを共有できるのが最大の特徴です。
例えば、今日食べた美味しいランチの写真や、お出かけ先で見つけた綺麗な景色の動画などを、さっと投稿して見せることができます。
24時間が経過すると、その投稿は自動的に消えるため、ずっと残り続けるタイムラインへの投稿よりも、より気軽で一時的な情報発信に向いています。
Instagramなど他のSNSを使ったことがある方なら、同じような機能としてイメージしやすいかもしれません。
LINEストーリーはなんのためにあるのかその主な目的を解説します
では、LINEストーリーは「なんのため」にあるのでしょうか。
その主な目的は、友だちとのコミュニケーションをより豊かでリアルタイムなものにすることです。
普段あまり連絡を取らない友だちでも、ストーリーに投稿された近況を見ることで「元気にしているんだな」と感じることができますし、逆にあなたの日常をさりげなく伝えることもできます。
また、イベントの告知や、友だちへの簡単な質問など、一時的に多くの人に見てもらいたい情報を共有するのにも非常に便利です。
かしこまった文章を送る必要がなく、写真や動画で直感的に伝えられるため、よりスピーディーで気軽な情報共有の手段として活用されることを目的としています。
LINEのタイムライン投稿との明確な違いについて説明します
LINEには以前から「タイムライン(現在はLINE VOOM)」という投稿機能がありますが、ストーリーとは明確な違いがあります。
最大の違いは、投稿が残る期間です。
タイムラインへの投稿は、あなたが削除しない限りプロフィールにずっと残り続けますが、ストーリーは前述の通り24時間で消えてしまいます。
この「消える」という特性が、ストーリーの気軽さを生み出しています。
また、ストーリーはLINEの「ホーム」タブや「トーク」タブの上部に丸いアイコンで表示され、非常に目立ちやすいのが特徴です。
これにより、友だちの目に触れる機会が多く、リアルタイム性の高い情報を伝えるのに適していると言えるでしょう。
LINEストーリーの基本的な使い方投稿するまでの手順を解説します
LINEストーリーがどのようなものか理解できたところで、早速使い方をマスターしましょう。
ここでは、実際にあなたが写真や動画をストーリーに投稿するまでの具体的な手順を、一つずつ丁寧に解説していきます。
この手順通りに進めれば、誰でも簡単に初めてのストーリー投稿ができます。
コラム:投稿できない?まずは通信環境をチェック
ストーリーを投稿しようとしてもボタンが反応しない、投稿が終わらないといった場合は、スマートフォンの通信環境が原因かもしれません。
Wi-Fiの電波が弱い場所や、通信制限がかかっている状態では、特に動画のような容量の大きいデータのアップロードに失敗しやすくなります。
まずは電波の良い場所に移動したり、安定したWi-Fiに接続し直したりしてから、再度試してみてください。
LINEストーリーを投稿するための最初の画面を開く方法
まず、LINEアプリを立ち上げてください。
画面下部にあるメニューから「ホーム」という家の形をしたアイコンを選択します。
すると、画面の上部に自分のアイコンと「ストーリー」という文字、そして友だちのアイコンが丸く並んでいる部分が見つかるはずです。
自分のアイコンか、その横にある「ストーリー」と書かれたカメラのマークをタップしてください。
これがストーリー投稿の入り口となります。
ここをタップすると、スマートフォンのカメラが起動し、撮影画面に切り替わります。
写真や動画を撮影またはスマートフォンから選択する手順
ストーリーの投稿画面が開いたら、写真や動画を準備します。
今すぐ何かを撮影して投稿したい場合は、画面中央下にある丸いシャッターボタンを押してください。
短く一度だけ押すと写真が撮影でき、長押ししている間は動画が撮影されます。
もし、すでにスマートフォンの中に保存されている写真や動画を使いたい場合は、シャッターボタンのすぐ右側にある四角いアイコンをタップしましょう。
すると、あなたのスマートフォンに保存されている画像や動画の一覧が表示されるので、その中からストーリーに投稿したいものを選択してください。
文字やスタンプで投稿をデコレーションする方法
写真や動画を選んだら、次はその投稿をより魅力的に見せるための加工をしてみましょう。
画面の右上にいくつかのアイコンが表示されているはずです。
- 「Aa」アイコン:タップすると、好きな場所に好きな色の文字を入力できます。今日の気分や、写真の説明などを書き加えてみましょう。
- ニコちゃんマークのアイコン:タップすれば、LINEでお馴染みの可愛らしいスタンプを追加することもできます。スタンプは大きさや角度も自由に変えられるので、写真の雰囲気に合わせてデコレーションする楽しみがあります。
これらの加工機能を駆使して、自分だけのオリジナルな投稿を作成してみてください。
最後に確認してLINEストーリーの投稿を完了させるステップ
文字やスタンプの加工が完了し、満足のいく投稿が完成したら、いよいよ投稿です。
画面の右下にある「ストーリー」と書かれた緑色のボタン、もしくは紙飛行機のようなマークのボタンをタップしてください。
これであなたのストーリー投稿は完了です。
投稿が完了すると、あなたの友だちのLINEの「ホーム」画面上部にあなたのアイコンが表示され、友だちはあなたのストーリーを閲覧できるようになります。
最初のうちは少し緊張するかもしれませんが、24時間で消えることを思い出して、気軽に試してみてください。
LINEストーリーで誰が見たかわかる足跡機能とは何かを詳しく解説
自分が投稿したストーリーを、一体誰が見てくれたのか気になりますよね。
LINEストーリーには、その閲覧者を確認できる「足跡」という便利な機能が備わっています。
この章では、足跡機能の詳しい見方や、それがどのようなものなのかを具体的に説明します。
コラム:足跡がつく正確なタイミングは?
足跡は、相手があなたのストーリーのサムネイル(丸いアイコン)をタップして、投稿を完全に表示させた瞬間に記録されます。
つまり、ホーム画面で丸いアイコンが並んでいるのを見ただけでは足跡はつきません。
閲覧したかどうかは、タップして開いたかどうかで決まる、と覚えておきましょう。
足跡機能とは投稿を閲覧した友だちの履歴がわかる仕組みのことです
LINEストーリーにおける「足跡機能」とは、あなたのストーリー投稿を閲覧した友だちが誰なのかを確認できる機能のことを指します。
あなたがストーリーを投稿した後、その投稿を見た友だちのアイコンと名前が一覧で記録されていきます。
これにより、「この投稿はあの人が見てくれたんだな」ということが分かり、コミュニケーションのきっかけにもなります。
誰が自分の投稿に興味を持ってくれたのかが直接的にわかるため、投稿する側にとっては非常に興味深い機能と言えるでしょう。
自分の投稿についた足跡を実際に確認する具体的な手順
それでは、実際についた足跡を確認する方法を説明します。
- LINEの「ホーム」タブを開き、上部にある自分のアイコンをタップして、ご自身が投稿したストーリーを表示させます。
- ストーリーが表示されている画面で、画面の左下を見てみましょう。「既読」という文字と数字、そして閲覧した友だちのアイコンがいくつか表示されているはずです。
- この「既読」と書かれた部分をタップすると、閲覧したすべての友だちが一覧で表示されます。
この一覧が、いわゆる「足跡リスト」です。
誰が、いつ見たかまで正確にわかるわけではありませんが、閲覧者のリストは確認できます。
足跡をつけずに相手のLINEストーリーを見る方法はあるのか
逆に、あなたが他の人のストーリーを見たいけれど、相手に見たことを知られたくない、つまり足跡をつけたくない、と考えることもあるかもしれません。
結論から言うと、現在のLINEの公式な機能としては、足跡をつけずに相手のストーリーを閲覧する方法は残念ながら存在しません。
ストーリーをタップして開いた時点で、閲覧した記録が相手に必ず残ってしまいます。
そのため、もし閲覧したことを知られたくない相手がいる場合は、その人のストーリーを開かないように注意するしかありません。
LINEストーリーを見せる相手を選ぶ公開範囲の設定方法
LINEストーリーは気軽に投稿できるのが魅力ですが、投稿する内容によっては「この人には見られたくないな」とか「親しい友だちにだけ見せたいな」と思うこともあるでしょう。
そんな時に役立つのが「公開範囲の設定」機能です。
この章では、ストーリーを見せる相手を自由に選ぶ方法を解説します。
コラム:公開範囲はいつ設定するの?
公開範囲の設定は、ストーリーを投稿する直前の画面で行います。
写真や動画を選び、文字やスタンプで加工した後、右下の投稿ボタンを押す前に、画面左下あたりにある「公開」や「すべての友達」と書かれたボタンをタップしましょう。
ここから、これから投稿するストーリーを誰に見せるか選択できます。一度設定すると、次回の投稿時もその設定が引き継がれるので便利です。
すべての友だちに公開する全体公開の設定について
LINEストーリーの初期設定では、あなたがLINEで「友だち」として登録している人全員に投稿が公開されるようになっています。
これは「全体公開」という状態で、特に設定を変更しなければこのまま投稿されます。
日常の何気ない出来事や、特に見せる相手を限定する必要がない投稿の場合は、この全体公開のままで問題ありません。
多くの友だちと近況を共有したい場合に適した設定です。
特定の友だちにだけ見せる親しい友達リストの作り方と使い方
「この投稿は、本当に仲の良いメンバーだけに見せたい」という場合には、「親しい友達リスト」を作成するのが便利です。
公開範囲の設定画面から「親しい友達」という項目を選び、リストを作成することができます。
あらかじめ特定の友だちを選んでリストを作っておけば、次からはそのリストを選択するだけで、選ばれたメンバーだけにストーリーを公開できます。
プライベートな内容や、内輪で盛り上がりたい話題などを投稿する際に非常に役立つ機能です。
特定の人にだけは見せないようにする非公開設定のやり方
全体に公開したいけれど、特定の数人、例えば会社の上司やあまり親しくない人などにだけは見られたくない、というケースもあるでしょう。
その場合は「公開リスト」とは逆に「非公開リスト」を設定します。
公開範囲の設定画面で「非公開」という項目を選び、あなたのストーリーを見せたくない友だちを選択してください。
すると、あなたがリストに追加した友だち以外の全員にストーリーが公開されるようになります。
これにより、見せたい相手の範囲は広いけれど、一部の人だけを除外したい、という要望を簡単に実現できます。
もっとLINEストーリーを楽しむための便利な追加機能
LINEストーリーには、ただ写真や動画を投稿する以外にも、あなたの投稿をより楽しく、より魅力的にするための様々な機能が用意されています。
ここでは、知っているとさらにストーリーが楽しめるようになる、便利な追加機能のいくつかをご紹介します。
コラム:BGMで使える曲は?
BGMスタンプで利用できる楽曲は、LINE MUSICで配信されているものです。
有料プランに加入していなくても、各曲30秒間の試聴範囲であれば無料で設定できます。
また、無料プランユーザー向けに、月に1回だけ好きな曲を30秒フルで再生できる機能もあるので、お気に入りの一曲をBGMに設定することも可能です。
投稿に好きな音楽を追加できるBGMスタンプの機能とは
写真や動画に合わせて好きな音楽を流すことができたら、素敵だと思いませんか。
LINEストーリーには「BGMスタンプ」という機能があります。
投稿の編集画面でスタンプ選択を開き、「ミュージック」というカテゴリを選ぶと、LINE MUSICで提供されているたくさんの楽曲の中から好きな曲を選んで投稿に追加できます。
選んだ曲のどの部分を流すかも指定できるため、動画の雰囲気や伝えたい気持ちにぴったりの音楽を添えることができます。
複数の写真や動画をまとめて投稿するテクニック
伝えたいことがたくさんあって、1枚の写真や1つの動画だけでは足りない、ということもあるでしょう。
そんな時は、複数のコンテンツをまとめて投稿することが可能です。
ストーリーの作成画面で、スマートフォンから写真や動画を選択する際に、複数の項目にチェックを入れて選んでみてください。
すると、選んだ写真や動画が順番に表示される形式のストーリーを作成できます。
旅行の思い出などを時系列で見せたい場合に特に便利な機能です。
友だちのストーリーに反応を送るリアクション機能の使い方
あなたが他の人のストーリーを見て「いいね!」や「面白い!」と感じた時、その気持ちを簡単に伝えることができるのが「リアクション機能」です。
友だちのストーリーを閲覧している画面で、下部にある顔のアイコンをタップすると、いくつかのリアクション用の絵文字が表示されます。
その中からあなたの気持ちに合ったものを選ぶだけで、相手にリアクションが送信されます。
このリアクションは相手にしか通知されないため、気軽に感想を伝えることができます。
LINEストーリーの投稿を削除したり非表示にしたりする方法
間違って投稿してしまったストーリーを消したくなったり、特定の人のストーリーを自分の画面に表示させたくないと感じたりすることもあるかもしれません。
この章では、万が一の時に役立つ、投稿の削除方法と友だちのストーリーを非表示にする方法について説明します。
コラム:「非表示」と「ブロック」の違い
ストーリーの「非表示」は、あくまで自分の画面にその人の投稿を表示させないようにする設定です。
相手には通知されませんし、トークや通話はこれまで通りできます。
一方、「ブロック」は相手との一切の連絡を遮断する機能です。ブロックすると、ストーリーはもちろん、トークや通話もできなくなります。目的が全く違うので混同しないようにしましょう。
自分で投稿したLINEストーリーを24時間以内に削除する手順
投稿した後に「やっぱりこの投稿はやめたい」と思った場合、24時間が経過して自動的に消えるのを待たなくても、いつでも手動で削除することができます。
- まず、削除したいご自身のストーリーを表示させます。
- 次に、画面の右上に表示される「…」という点が三つ並んだアイコンをタップしてください。
- メニューが表示されるので、その中から「削除」を選択します。
- 確認画面が表示されたら、再度「削除」をタップすれば完了です。
あなたのストーリーは即座に削除され、誰も見ることができなくなります。
特定の友だちのLINEストーリーを自分の画面に表示させない方法
特定の友だちのストーリー投稿を、自分のLINE画面に表示させたくない場合、その友だちのストーリーを「非表示」に設定することができます。
ホーム画面上部のストーリー一覧から、非表示にしたい友だちのアイコンを長押ししてください。
すると「非表示」というメニューが表示されるので、それをタップします。
これだけで、その友だちのストーリーはあなたの画面には表示されなくなります。
この操作は相手に通知されることはなく、またいつでも非表示を解除することができるので安心です。
非表示にした友だちのLINEストーリーを再び表示させる手順
一度非表示にした友だちのストーリーを、やはりまた見たいと思うようになった場合は、設定を元に戻すことができます。
- LINEの「ホーム」タブ画面右上にある歯車の形をした「設定」アイコンをタップします。
- 次に「ストーリー」という項目を選び、「ストーリーを非表示にしている友だち」というメニューに進んでください。
- 非表示に設定している友だちの一覧が表示されるので、再表示したい友だちの横にある「非表示を解除」ボタンをタップします。
これで、再びその友だちのストーリーがあなたのホーム画面に表示されるようになります。
LINEストーリーが上手く使えない時のよくある質問と答え
LINEストーリーを使い始めたばかりの時は、予期せぬトラブルや疑問に直面することもあるでしょう。
ここでは、初心者の方がつまずきやすい、よくある質問とその解決策をまとめました。
困ったときには、まずここを確認してみてください。
コラム:アプリのキャッシュクリアとは?
キャッシュとは、アプリの表示を速くするために一時的に保存されているデータのことです。
このデータが溜まりすぎると、逆にアプリの動作が不安定になることがあります。「キャッシュクリア」は、この一時的なデータを削除してアプリをリフレッシュする操作です。
LINEの設定画面から行うことができ、トーク履歴や友だちリストが消えることはないので、動作がおかしいと感じた時に試す価値があります。
LINEストーリーの投稿がなぜかできない場合の原因と対処法
ストーリーを投稿しようとしても、なぜか上手くいかないことがあります。
その主な原因としては、以下の3つが考えられます。
- LINEアプリのバージョンが古い
- スマートフォンの通信環境が不安定
- スマートフォンの空き容量が不足している
まずは、App StoreやGoogle PlayストアでLINEアプリが最新の状態になっているかを確認してみてください。
それでも解決しない場合は、スマートフォンの再起動や、不要な写真やアプリを削除して空き容量を確保することも有効な対処法です。
友だちのLINEストーリーが自分の画面に表示されない理由
いつも表示されていたはずの友だちのストーリーが、急に見えなくなった場合、いくつかの可能性が考えられます。
- その友だちが24時間以内にストーリーを投稿していない。
- あなたが過去にその友だちのストーリーを「非表示」に設定した。
- 相手があなたを「ブロック」している、またはストーリーの「非公開リスト」に設定した。
まずは、相手が最近投稿していないだけかもしれませんので、少し待ってみましょう。
それでも表示されない場合は、設定画面から非表示リストを確認したり、相手との関係性を考えてみたりする必要があるかもしれません。
LINEストーリーの通知設定を自分好みに変更する方法
友だちがストーリーを投稿するたびに通知が来て煩わしいと感じる場合や、逆に通知が来なくて見逃してしまうという場合は、通知設定を見直しましょう。
LINEの「設定」から「通知」へと進み、「ストーリー通知」という項目を探してください。
ここで、ストーリーに関するすべての通知をオフにしたり、特定の友だちからの通知だけを受け取るように細かく設定したりすることが可能です。
自分の使い方に合わせて、快適な通知環境を整えましょう。
LINEストーリーとは何かを理解してビジネスに活用する事例
LINEストーリーは、プライベートなコミュニケーションだけでなく、ビジネスの場面でも非常に有効なツールとなり得ます。
ここでは、企業や個人事業主がLINEストーリーをどのように活用して、顧客との関係を深めたり、売上を伸ばしたりしているのか、具体的な事例を交えてご紹介します。
コラム:ビジネス利用にはLINE公式アカウントが必須
ここで紹介するビジネス活用は、個人用のLINEアカウントではなく、「LINE公式アカウント」を利用することが前提です。
LINE公式アカウントは、企業や店舗が情報発信や顧客とのコミュニケーションのために利用するビジネス向けのアカウントです。
無料で開設でき、友だちになってくれた顧客に対して一斉にメッセージを送ったり、今回のようなストーリー機能を活用したりできます。
新商品やセール情報をリアルタイムで告知する活用方法
LINEストーリーの「24時間で消える」という特性と「目立ちやすさ」は、期間限定のセールや新商品の告知に最適です。
例えば、アパレルショップが「本日限定20%オフセール実施中!」という情報を、セール品の写真を添えてストーリーに投稿します。
これにより、LINE公式アカウントを友だち追加してくれている顧客に対して、緊急性の高い情報をリアルタイムで届けることができます。
タイムライン投稿よりも見てもらえる可能性が高く、顧客の来店やオンラインストアへのアクセスを強力に促す効果が期待できます。
お店やオフィスの裏側を見せて親近感を高めるテクニック
普段は見ることのできないお店のバックヤードや、スタッフの仕事風景、新商品の開発過程などをストーリーで公開することで、顧客はブランドやお店に対して強い親近感を抱くようになります。
例えば、飲食店のシェフが新しいメニューを試作している様子や、オフィスのスタッフが和気あいあいとミーティングしている風景などを短い動画で投稿します。
こうした人間味あふれるコンテンツは、企業と顧客との間の心理的な距離を縮め、ファンを育成する上で非常に効果的です。
アンケート機能を使って顧客の意見を収集する事例
LINEストーリーには、簡単なアンケートをとれるスタンプ機能もあります。
これを利用して、顧客からの意見を気軽に集めることができます。
例えば、「次の新商品の色はどっちがいい?」といった二択の質問をストーリーで投げかけることで、顧客はタップするだけで簡単に投票できます。
企業側は、コストをかけずにリアルな市場調査ができ、顧客側は商品開発に参加しているような気分を味わえます。
これは、顧客との関係性を深めるための素晴らしい手法です。
LINEストーリーの今後の可能性と新しい機能の予測
LINEストーリーは、登場以来、様々なアップデートを繰り返して進化してきました。
今後、この機能はどのように発展していくのでしょうか。
ここでは、現在のトレンドや他のSNSの動向を踏まえながら、LINEストーリーにこれから追加されるかもしれない新しい機能や、その可能性について予測してみます。
コラム:ARエフェクトってどんなもの?
ARとは「Augmented Reality(拡張現実)」の略です。
スマートフォンのカメラを通して見ている現実の風景に、CGなどのデジタル情報を重ねて表示する技術のことを指します。
例えば、自分の顔に動物の耳や鼻を合成したり、部屋の中にキャラクターを出現させて一緒に写真を撮ったりするものがARエフェクトです。
InstagramやTikTokなどでは既にお馴染みの機能ですね。
より高度な動画編集機能が追加される可能性について
現在でも文字入れやスタンプ追加など基本的な編集は可能ですが、今後はより高度な動画編集機能がLINEアプリ内で直接利用できるようになる可能性があります。
例えば、以下のような機能です。
- 動画の複数のクリップをつなぎ合わせる
- 凝ったトランジション(場面転換の効果)を加える
- 動画の速度を細かく調整する(スローモーションや倍速)
これにより、ユーザーは他の専門的なアプリを使わなくても、よりクリエイティブで質の高いストーリー動画を作成できるようになり、表現の幅が大きく広がるでしょう。
ショッピング機能との連携がさらに強化される未来
LINEストーリーから直接商品を購入できる、いわゆる「ショッピング機能」との連携は、今後さらに強化されていくと予測されます。
将来的には、企業が投稿したストーリー上の商品画像をタップすると、商品の詳細情報が表示され、そのままLINEアプリ内で購入手続きまで完了できる、といったシームレスな体験が一般的になるかもしれません。
これにより、ストーリーは単なる情報発信ツールから、強力な販売チャネルへと進化していく可能性があります。
ARエフェクトなど新しい表現方法の導入予測
スマートフォンのカメラ機能の進化に伴い、AR(拡張現実)技術を活用したエフェクトが、ストーリー機能の標準となる未来も考えられます。
自分の顔に面白いキャラクターを重ね合わせたり、現実の風景に仮想のオブジェクトを出現させたりするARエフェクトが、LINEのスタンプのように豊富に提供されるようになるかもしれません。
こうした新しい表現方法は、ユーザーに新たな楽しみを提供し、コミュニケーションをより豊かで面白いものに変えていく力を持っています。
まとめ
この記事では、LINEストーリーとは何か、という基本的な疑問から、具体的な使い方、便利な機能、さらにはビジネスでの活用法まで、幅広く解説してきました。
最後に、この記事の重要なポイントを振り返り、あなたが今日からLINEストーリーを使いこなすための後押しをします。
LINEストーリーとは何かその目的と使い方を改めて要約します
LINEストーリーとは、24時間で消える写真や動画を気軽に投稿できる機能であり、その主な目的は、友だちとのリアルタイムでカジュアルなコミュニケーションを活性化させることにあります。
使い方は非常に簡単で、LINEのホーム画面からカメラを起動し、撮影または選択したコンテンツを加工して投稿するだけです。
誰が見たかわかる足跡機能や、公開範囲を細かく設定できる機能などを使いこなすことで、あなたのLINEライフはより一層楽しく、便利なものになるでしょう。
この記事で解説したLINEストーリーの機能を活用してみましょう
本記事では、投稿の基本手順から、足跡の確認、公開範囲の設定、BGMの追加、投稿の削除や非表示といった、LINEストーリーに関するあらゆる機能を網羅的に解説しました。
最初は少し戸惑うかもしれませんが、24時間で消えるという気軽さを利用して、まずは身の回りのちょっとした出来事を投稿することから始めてみてください。
実際に使ってみることで、その楽しさや便利さをきっと実感できるはずです。
LINEストーリーを使いこなしてコミュニケーションをもっと楽しむために
LINEストーリーは、単なる情報発信ツールではありません。
友だちの新たな一面を発見したり、普段あまり話さない人との会話のきっかけが生まれたり、あなたの人間関係をより豊かにしてくれる可能性を秘めています。
この記事をガイドとして、ぜひLINEストーリーを積極的に活用してみてください。
あなたの日常が、ストーリー投稿を通じて、たくさんの友だちと共有され、コミュニケーションがもっと楽しく、もっと深まることを願っています。