こちらの記事では、公式LINEを使う時によくあるミスや落とし穴を紹介してその解決策まで紹介します。
ここでは特に2つのよくあるミスを紹介します。
■ 公式LINEを使う人によくあるミス
① LINE登録者を増やす時の間違い
② 役立つ情報を配信しても売れない
この2つについて、さっそく詳しく紹介します。
1,LINE登録者を増やす時の間違い
1つ目のよくある間違いは「LINE登録でお得な情報が手に入ります」といってLINE登録を促すことです。
他にも「お得なキャンペーンはこちら」みたいな言い方をする場合もあります。
その前に、なぜお客さんはLINE登録をするのか?を理解しないといけません。
そもそもLINEには登録したくない
そもそもなんですが、よく知らない人のLINEに登録したい人なんていません。
まず、この大前提はかなり大事です。
では、なぜ、お客さんはLINEに登録するのでしょうか?この答えは「プレゼント・特典が魅力的」だからです。これはめちゃくちゃ頭に叩き込まないといけません。
LINEに登録する時にユーザーが瞬間的に考えるのは、
- 登録した時のプレゼント・特典が魅力的だな…
- LINEに登録するのは、面倒だし嫌だな…
この2つの葛藤が常にあります。なので、「LINE登録は面倒」に打ち勝つ特典・プレゼントと交換でLINE登録をされます。
LINE登録の特典・プレゼントの絶対ルール
ここでLINE登録数を増やすための絶対的なルールを紹介します。これはLINE登録の時だけじゃなくて商品づくりの時にも使える人間の心理現象です。
その絶対ルールは「超短期的欲求を解消する具体的な登録特典を準備する」です。
ここには3つの重要な要素が含まれています。その3つがこちら
■ LINE登録特典に必須の要素
① 短期的欲求
② 具体性
③ 確実性・信頼性
この3つをそれぞれ紹介します。
① 短期的欲求に訴える
人が欲しくなるのはいつでも短期的欲求です。
例えば、ダイエット中の人が目の前にラーメンがあったとすると、ほとんどの人が欲求に負けてしまいます。その人の意志が弱い、、、っていう問題ではなく、人はそういうものなのです。
ここで、短期的欲求と中長期欲求の訴求でどっちの方が欲しくなるか考えてみてください。
■ ビジネス系の訴求
- 1週間以内に5万円が手に入るノウハウ
- 1年後の月収100万円が手に入るノウハウ
■ ダイエット系の訴求
- 1年後にマイナス20キロになるノウハウ
- 3日で3キロ痩せるノウハウ
■ 飲食店の訴求
- LINEに登録すると、今すぐワンドリンク無料
- LINEに登録すると、次回来店1000円OFF
上の1と2を比較するとLINE登録する理由として強いのは、1の短期的欲求に訴求した特典だと思います。自分の登録の特典コンテンツは短期的欲求に訴求できているか?チェックしてみてください。
② 超具体性を示す
2つ目は「具体性」です。
「お得な情報が…」ってLINE登録を促してもダメっていいましたが、この具体性がないケースがかなり多いです。
さっきと同じように、「ビジネス系」「ダイエット系」「飲食店」を例に出して考えてみます
■ ビジネス系の訴求
- 副業で月5万稼ぐノウハウ
- メルカリ物販で1日1時間で月5万稼ぐノウハウ
■ ダイエット系の訴求
- 1か月後の5キロ痩せるノウハウ
- 食事制限・運動ナシで1か月後に5キロ痩せるノウハウ
■ 飲食店の訴求
- ワンドリンク1杯無料
- キンキンに冷えたビールを1杯無料
特典を聞いただけでイメージができるくらいまで「具体性」が入った特典を用意しないといけません。
③ 確実性・信頼性
3つ目は「確実性・信頼性」です。
わかりやすくいうと「それ本当?」って不安を解消しないといけません。「怪しさ」はユーザーの行動をとめてしまうのできる限り不安を解消する必要があります。
ここでも「ビジネス系」「ダイエット系」「飲食店」を例に出して比較してみます。
■ ビジネス系の訴求
- 月5万稼ぐノウハウ
- 参加者の90%で月5万を達成したノウハウ
■ ダイエット系の訴求
- 1か月後の5キロ痩せるノウハウ
- 97人が実践した1か月後に5キロ痩せるノウハウ
■ 飲食店の訴求
- ワンドリンク1杯無料
- 当店ナンバーワンドリンク1杯無料
確実性・信頼性は特典コンテンツの名前だけでなく、SNSからの集客であれば信頼性の高い発信が必要だったり、広告ならお客さんの声とか実際に画像があると信頼性がアップしますね。
2,役立つ情報を配信しても売れない
2つ目は「役立つ情報を配信しても売れない」ということです。
公式LINEを作成するってことは何か目的があるはずです。そして、多くの場合はセールスだと思います。コンテンツや物販・来店のような幅広い意味でのセールスです。
ちょっとびっくりするかもしれませんが、
- 役立つ情報
- 商品がほしくなる情報
は違います。具体例を出して説明した方がいいかもしれませんね。
「役立つ情報」と「欲しくなる情報」の違い
これはよくSNSやブログ記事で投稿されているような情報です。例えば、「○○の方法」「こんな人は○○」とかの投稿ってよく見ませんか?
もう少し詳しく心理状況を分析すると、その情報をみて「解決した!」と思うのか「いいな~」って思うのかの違いです。
「解決した!」っていう情報は役立つけど商品はほしくなりません。逆に「いいな~」って情報を与えれば与えるほど商品が欲しくなります。
商品が欲しくなる情報として代表的なのは「ビフォーアフター」です。他の人のビフォーアフターをみて、ビフォーの情報が自分と同じ悩みがあったりすると「自分も同じようにしたら効果がでるかもしれない…」って思いますよね。
「背景」と「未来」をみせる
商品がほしくなる情報は「ビフォアフター」だけではありません。
わかりやすいのはテレビドラマですね。例えば「ドラゴン桜」ってドラマ知っていますか?普通より偏差値の低いいわゆる”バカ”とされてた高校生が東大合格を目指すドラマです。
少し前にシーズン2が放送されましたが、シーズン1は2008年に放送されています。そして、この年の東大受験者数はそれまでより大幅に増えたというおもしろい事実があります。
この最大の理由は何だと思いますか?
「東大」って聞くと難しい。。。って印象がありますが、作り物のドラマによってその印象がガラッと覆って東大に価値や未来に気づいた人が増えたということです。
つまり、試行錯誤をしてる「背景」や「未来」を情報とみせると人は動いてしまいます。
同じような理論で、野球のドラマが流行ると野球人口が増えるし、医者のドラマが増えると医学生が増えます。
あなたがユーザーに配信するべき情報は「役立つ情報」ではなく「商品がほしくなる情報」だということを認識しましょう。