こちらの記事では、公式LINEの登録特典の作り方やポイントを紹介します。
僕がこの記事を書いている時点で、公式LINEの友だち登録数の増加数「過去30日」でみてみると下のように「+31人」になっていました。
この数字はフォロワー2000人程度のインスタから無料で集客した数字になります。
LINEの登録数を増やすというのは公式LINEを運用する上で初めての壁と言ってもいいかもしれません。
その壁と突破する大きな武器になるのが「友だち登録特典」です。
思わず「欲しい!」と思う特典の作り方を紹介しているので参考になれば嬉しいです。
大前提:LINEなんて登録したくない
そもそもなんですが、よく知らない人のLINEに登録したい人なんていません。
まず、この大前提はかなり大事です。
では、なぜ、お客さんはLINEに登録するのでしょうか?この答えは「プレゼント・特典が魅力的」だからです。これはめちゃくちゃ頭に叩き込まないといけません。
LINEに登録する時にユーザーが瞬間的に考えるのは、
- 登録した時のプレゼント・特典が魅力的だな…
- LINEに登録するのは、面倒だし嫌だな…
この2つの葛藤が常にあります。なので、「LINE登録は面倒」に打ち勝つ特典・プレゼントと交換でLINE登録をされます。
LINE登録特典作成の絶対ルール
ここでLINE登録数を増やすための絶対的なルールを紹介します。これはLINE登録の時だけじゃなくて商品づくりの時にも使える人間の心理現象です。
その絶対ルールは「超短期的欲求を解消する具体的な登録特典を準備する」です。
ここには3つの重要な要素が含まれています。その3つがこちら
■ LINE登録特典に必須の要素
① 短期的欲求
② 具体性
③ 確実性・信頼性
この3つをそれぞれ紹介します。
① 短期的欲求に訴える
人が欲しくなるのはいつでも短期的欲求です。
例えば、ダイエット中の人が目の前にラーメンがあったとすると、ほとんどの人が欲求に負けてしまいます。その人の意志が弱い、、、っていう問題ではなく、人はそういうものなのです。
ここで、短期的欲求と中長期欲求の訴求でどっちの方が欲しくなるか考えてみてください。
■ ビジネス系の訴求
- 1週間以内に5万円が手に入るノウハウ
- 1年後の月収100万円が手に入るノウハウ
■ ダイエット系の訴求
- 1年後にマイナス20キロになるノウハウ
- 3日で3キロ痩せるノウハウ
■ 飲食店の訴求
- LINEに登録すると、今すぐワンドリンク無料
- LINEに登録すると、次回来店1000円OFF
上の1と2を比較するとLINE登録する理由として強いのは、1の短期的欲求に訴求した特典だと思います。自分の登録の特典コンテンツは短期的欲求に訴求できているか?チェックしてみてください。
② 超具体性を示す
2つ目は「具体性」です。
「お得な情報が…」ってLINE登録を促してもダメっていいましたが、この具体性がないケースがかなり多いです。
さっきと同じように、「ビジネス系」「ダイエット系」「飲食店」を例に出して考えてみます
■ ビジネス系の訴求
- 副業で月5万稼ぐノウハウ
- メルカリ物販で1日1時間で月5万稼ぐノウハウ
■ ダイエット系の訴求
- 1か月後の5キロ痩せるノウハウ
- 食事制限・運動ナシで1か月後に5キロ痩せるノウハウ
■ 飲食店の訴求
- ワンドリンク1杯無料
- キンキンに冷えたビールを1杯無料
特典を聞いただけでイメージができるくらいまで「具体性」が入った特典を用意しないといけません。
③ 確実性・信頼性
3つ目は「確実性・信頼性」です。
わかりやすくいうと「それ本当?」って不安を解消しないといけません。「怪しさ」はユーザーの行動をとめてしまうのできる限り不安を解消する必要があります。
ここでも「ビジネス系」「ダイエット系」「飲食店」を例に出して比較してみます。
■ ビジネス系の訴求
- 月5万稼ぐノウハウ
- 参加者の90%で月5万を達成したノウハウ
■ ダイエット系の訴求
- 1か月後の5キロ痩せるノウハウ
- 97人が実践した1か月後に5キロ痩せるノウハウ
■ 飲食店の訴求
- ワンドリンク1杯無料
- 当店ナンバーワンドリンク1杯無料
確実性・信頼性は特典コンテンツの名前だけでなく、SNSからの集客であれば信頼性の高い発信が必要だったり、広告ならお客さんの声とか実際に画像があると信頼性がアップしますね。
友だち登録の特典の種類
登録特典を作る時のポイントは先ほど紹介したのですが、実際に特典をつくる時にどんな形式があるのかを紹介します。
■ 友だち登録特典の8種類
- クーポン
- ノベルティ
- レポート
- チェックリスト
- 診断
- メール講座
- 電子書籍
- セミナー動画
1,クーポン
実店舗、ECサイトなどに使われることが多いのがクーポンです。
<特徴>
購入、来店を促しやすい。
<事例>
・〇〇%OFF
・福袋抽選券 etc…
2,ノベルティ
ほとんどの方がイメージできるものは「ドモホルンリンクルのお試しセット」ではないでしょうか?
お試しセットがなんと無料でもらえるのが非常にお得感を感じますよね。
化粧品などの美容系の事業には多いです。
<特徴>
まず体験、体感してもらうことでリピートを促すことができる。
<事例>
・化粧品サンプル
・サプリメントお試し etc…
3,レポート
あらゆる業種で大変活躍する「レポート」です。
例えば就活生向けに「人気企業ランキングに就職したOBに内情を聞いてみた」だったり、「脱毛サロンの初回カウンセリング10店舗レポート」など発信者が体験したことからリサーチ情報をプレゼントにすることでオンリーワンの価値が出ます。
<特徴>
オンリーワンの価値提供なのでターゲットに訴求が合うと信頼される。
<事例>
・【完全版】『年収ガイドブック』
4,チェックリスト
チェックリストもあらゆる業界に対応できます。
「日々のスキンケア19のチェックリスト」、「腰痛改善15のチェックリスト」など非常にオールマイティーなので専門家から見たチェックリストを作成することで価値提供できます。
<特徴>
簡単且つユーザーが気づかないチェックリストだとさらに興味を持ってもらいやすい。
<事例>
・スキルアップのチェックリスト
・コンプレックス解消のチェックリスト etc…
5,診断
診断ゲームはLINE公式アカウントでは非常にトレンドです。
診断ゲームはクイズによって自然と「潜在ニーズ」を「顕在ニーズ」に引き上げることが可能です。弊社でも制作する際、非常に人気の友だち登録特典プレゼントとなってます。
<特徴>
ゲーム感覚であなたの事業でヒアリングしたいことを確認できる。
<事例>
・バストアップ診断
・才能適正診断 etc…
6,メール講座
メルマガ登録する時に無料で講座が受けられる特典です。
LINE公式アカウントの場合だとLINEの中で講座をする形に応用できます。
<特徴>
無料講座開放でユーザーに価値提供&信頼ができる。
<事例>
・アフィリエイター兼WordPress専門家のブログ
・ゆかブログ(https://yuka001.com/)
7,電子書籍
Kindle無料出版、Amazon出版などでも現在は出版のハードルが下がっていますが、出版そのものが権威性を発揮するには強いツールです。
「本」を無料提供することでユーザーは「お得感しかない」状態になります。
<特徴>
信頼関係を超えてファンになりえる可能性がある。
<事例>
・ダイレクト出版の100円提供シリーズ
・書籍発売されている人
8,セミナー動画
セミナー動画はオンラインやリアルの講座をしている方に多いかもしれません。
過去のセミナー動画をアップデートすることでコンテンツの再利用をすることができます。
<特徴>
元が有料動画ということで見られてることで価値提供&フロントエンドに対しての興味付けとなります。
<事例>
・オンライン講座されている事業者
・英会話講座など
登録特典見直しのチェックリスト
最後にLINEの魅力的な登録特典を準備できているのかのチェックリストを紹介します。
■ 6つのチェックリスト
- 登録特典が準備されているか?
- 登録特典のネーミングは魅力的か?
- 登録特典はターゲットに合っているか?
- 登録特典ですぐに悩みが解決できるか?
- 登録特典の内容が具体的か?
- 登録特典の信頼性があるか?
- 登録特典のテストをしているか?
- 登録特典の告知は十分か?
1,登録特典が準備されているか?
公式LINE集客するには見込み客が登録する「理由」が必要です。
特典がなくても登録してくれるのはファンや身内だけです。
すでにあなたのことをよく知っている人なら、特典がなくても登録をしてくれますがそれでは登録してくれる人の数はグッと減ってしまいます。
まだ、しっかりと関係性を築いていなくて、これから関係性を築く時には「登録するメリット(特典)」を明確に与える必要があります。
2,登録特典のネーミングは魅力的か?
プレゼントのネーミングは意識していますか?
お客様は、名前からプレゼントの内容を想像しています。
逆に、登録特典の中身はLINE登録後にしか知ることができません。
プレゼントにはお客様に「これは欲しい!」と思ってもらえるような魅力的な名前を意識しましょう。
3,登録特典はターゲットに合っているか?
投稿している内容と、プレゼントの内容はきちんと一致していますか?
あなたのサービスにぴったり合うプレゼントを考えましょう!
例えば、美肌について発信しているアカウントで登録時のプレゼントが「美味しいお茶の入れかた」だったら、お客様は困惑しちゃいますね…
発信している情報と関係のないプレゼントは必要ないので、自分のサービスの見込み客が欲しがる登録特典にしましょう。
4,登録特典ですぐに悩みが解決できるか?
良い登録特典には条件の1つが「短期的欲求」を解決するもの。
例えば、
- 10年後に30キロ痩せるノウハウ
- 3日で3キロ痩せるノウハウ
この2つなら「3日で3キロ痩せるノウハウ」が魅力的に感じるはずです。
衝動的に思わず「登録してしまった!」と思う登録特典を考えましょう。
5,登録特典の内容が具体的か?
登録特典は「具体的」でないと魅力的に感じません。
- いい感じ痩せる方法
- 食事制限なしで1カ月で5キロ痩せる方法
はどっちが魅力的に感じますか?
具体性を出す1つの方法として、数字を入れると具体的を一気にアップします。
特典を受け取るメリットが具体的に伝わるようにしよう。
6,登録特典の信頼性があるか?
登録特典に「信頼性・確実性」があるのかをチェックしましょう。
- 太っている人のダイエット商品
- 稼いでいない人の副業商品
のようなものはどれだけ中身が良くても、信頼性がないものは魅力的に感じません。
特典が信頼できると感じてもらうための「証拠や実績」をしっかり伝えましょう。
7,登録特典のテストをしているか?
登録特典のテストをして最適なものをみけましょう。
いくらリサーチをしても、実際にリリースして登録数を計測しないと正しい成果はわからりません。
候補を色々と書き出してみて、実際にテストをして最適な登録特典をみつけましょう!
8,登録特典の告知は十分か?
どんなにいい特典でも知らないと公式LINEに登録してくれません。
「良いものは告知しなくてもいい」なんてものは迷信です。他人はなかなか行動してくれないことを理解して、何回も告知をして周知しましょう。
何回も告知をしてLINE登録を促して価値貢献をしよう!